Every Child

Has Two Parents

 
 

A Mexican Tale of Abduction to Japan.

English Here

 

私の名前は棚町ヨーコ、日本人の両親を持つメキシコ人です。

私はいつも、人が父の財産目当てで私と結婚してしまうのではないかと心配でした。その不安を胸に、私は(27歳の頃)岩本和久氏と結婚しました。念願の「日本人との結婚」でした。しかし、この結婚は結局、私を利用するための野望に満ちただけのものでした。

岩本氏と出会った頃は、彼の考え方や文化にとても憧れていました。当時の彼は収入も少なく、小さな武道の商売を市場でやっておりました。私は彼のことを深く愛していたのでそのような状況は少しも気になりませんでした。

私たちが結婚してから、岩本氏は、私の両親に何か事業を任せてもらうように頼んで欲しい、と言ってきました。ただし、私はこの商売のことに一切関わらないように、また、「俺の前では頭を下げていろ」と言われました。このような言動に対して彼は、「日本の男は愛すれば愛する程、妻を虐待するものだ」と言っていました。一種の「愛情表現だ」と言っていました。岩本氏の性格は結婚を機に豹変し,夫というより支配者という感じでした。 私はこの子達の食事、健康、教育を一番に考え、日常生活を毎日楽しく過ごしてくれれば良いと思っていました。それが夫 からの虐待に耐える力に なりました。  

長男から順に名前は一休(1991年6月6日)、輝尚(1993年1月13日)、大将(1994年8月26日)、心(1997年11月11日)そして、幸(1999年6月1日)。

子供達は、全員メキシコで生まれ、3ヶ月後日本大使館で日本国籍の登録をし、パスポートも取得いたしました。

虐待は 収まる気配もないまま、私の唯一の心の支えになっていたのが彼との間にできた5人の子供達です。

 



娘の幸が生まれた後、私は女癖の悪い夫を家から追い出しました。しかし、5人の子供を一人で育てて行く自信がなかったため、夫をまた家に受け入れることにしました。この時に、夫の友人であった息子達の日本語の家庭教師から、息子達を日本メキシコ学院のメキシココースに入学させた方が良い、と忠告を受けました。何故ならば「あなたの夫は悪い人であり、あなたとの結婚は財産目当てでしたことだ。彼と別れて、自分の人生をやり直した方が良い」と言われました。残念ながら私は、聞く耳を持たなかったため、後に最悪の状況に陥ってしまうのです。

夫は子供達全員を日本に連れて行くつもりでいました。そのような事を知らずに、私は彼の言う通りに子供達を日本コースに入学させました。長男の一休が中学を卒業する少し前に、夫が子供達皆を日本に連れて行くと言い出しました。「そこで新しい学校を探し、家族のために新築を建てるからおまえは6ヶ月後に来い」と言い、2006年の4月に息子達と夫は日本へ発ちました。私は言われた通り、その6ヶ月後(2006年12月に)同国へ行きました。上記の事は裁判を行っている際、ある証人に強調してもらいましたが裁判官にとってはあまり重要なことではないようでした。

岩本氏は日本国籍のパスポートを子供達一人一人に持たせ、日本へ行きました。メキシコ国籍のパスポートは両親の同意無しでは発行できないのに対し、日本のパスポートは父親か母親のどちらかが日本人でさえあれば子供の分も(両親の同意無しで)発行できます。

夫の企んでいることに気がついたのはその後でした。2006年12月に日本へ行った時、私は息子達との再会に期待でいっぱいでした。彼らが暮らしている愛媛県の新築の家は完成していましたが、私がそこに着いた直後、夫は「離婚したい」と切り出してきたのです。その上、親権を取りたければ子供一人3000万円(5人で合計1億5千万円)を請求してきました。

あまりにも信じがたい状況を目の前にしてどうして良いのか分からなくなり、私は両親に相談し助けを求めることにしました。両親は夫と話をして問題を解決しようとしましたが無理でした。諦めることができず、私は日本のメキシコ国大使館へ行きました。そこではルルデス・ソーサさんが法律面のことだけでなく精神的にも支えて下さり、人間味あふれる対応をしてくれました。最初から私の、女性としての思い、母としての気持ちを理解してくれました。さらにルルデスさんは私が置かれていた状況を現実的に説明し、似たようなケースなども紹介してくれました。彼女は「日本はいつも自国民を支え、助ける国です」と言い、日本人の国際弁護士のリストを提供し一緒に弁護士さん達に会いに行ってくれました。ルルデスさんは私の抱えている問題に3年間快く付き合ってくれました。彼女は息子達とも面会し、そこで気づいたことは子供達が夫の良いように操られ、自由もなく常におびえた状態だということです。彼女のほかに、松山家庭裁判所の裁判官の方々も息子達が夫の利益のために利用されていることに気づいてくれました。

夫からの強要をなんとかしようと、私は細川弁護士にこの状況について相談してみました。彼はスペイン語も話せるとても優秀な弁護士であり、私の日本での代理人と言っていいほど信頼しています。岩本氏が日本国民であるため、日本政府は完全に彼の味方であるようです。しかし、夫は、私が息子達と面会するという約束を守らずにいるため、強制的に面会をさせるようです。それでも応じない場合、彼に多額の罰金を払わせるようです。

私は松山家庭裁判所の裁判官の方々がどのような決断を下すのかが心配でなりません。子供達は学校のことがあるので父親と一緒にいた方がいいと言われるのではないかと思うと、不安でしかたがありません。夫は息子達に教えられるような美徳はまったくありません。私は、子供達一人一人が正しく真っすぐな大人に育ってほしいと願っております。

子供達が連れて行かれた時以来、弁護士、大使館、ONU、PGRなどの様々なメキシコの機関に助けを求めました。私はハーグ条約や日本の民法についても調べました。このハーグ条約を翻訳したものの日本では批准されていないため、当時5人のうち3人が未成年であった子供達の返還を求めることができませんでした。メキシコでは、未成年者は必ず母親と一緒にいなくてはならないというのに・・・

その後、私は2年間助けを求め続け、 DIFと言うメキシコの公共機関、家庭振興協会にたどり着きました。同センター所長のダルレーン・ロハスさんと副所長のカリーナ・エルナンデスさんは、問題解決に向けて快く相談にのってくれました。所長と副所長はアミエバさんを通して、夫の全ての犯罪を明らかにしました。その犯罪とは、強要, 虐待、不倫、署名偽造、密輸(知的財産権の侵害)麻薬の使用などが挙げられました。その上、岩本氏は前科があることが分かりました。残念なことに、私は彼を信用しきっていたため、彼の本性に気付くことができず、精神的、金銭的に裏切られました。一生懸命子供達を育てていたのにも関わらず、馬鹿にされたのです。

メキシコ国大使館のルルデス・ソーサさんは、私の夫に逮捕令状がでれば息子達のパスポートの発行が可能だと言ってくれました。それができれば息子達を空港に送り、パスポートを私に手渡すことが可能だそうです。現在、同大使館のアルバさんがこの手続きを行うのに手伝ってくれています。

私は正式に息子達を取り戻すために、日本とメキシコでの全ての手段を使い果たしました。岩本氏の犯罪で彼を訴えましたが、これらは時効であったり重大ではなかったので進行しませんでした。その上、商売は私の名前になっているので夫からの虐待や裏切りなどを証明することは難しいのです。イスタカルコ区役所は岩本氏を逮捕するための証拠を探していますが未だに見つかっていません。 FEVIMTRA (女性虐待検察庁) のテレサ・シルバさんは逮捕令状を出そうと、現在それを可能にする手だてを探して下さっています。

岩本氏は私の名前を利用して事業で得たお金、約1億4千万~2億円を取って行きましたが夫を逮捕することは可能なのでしょうか?

息子達が日本へ連れて行かれて一年が過ぎた頃、岩本氏に離婚を請求され、家庭裁判で私の銀行口座を凍結されました。この口座には1500万円入っており、そのうちの50万円を息子達に送っているのですが、困ったことに本人達には届いていないようです。息子達と話をしようとしても夫に電話を切られ、まともに連絡が取れません。毎月送っているはずのお金が子供達に届いていないことはとても心配です。

家庭裁判に関しては、数々の不公平な点がありました。そのうちの一つは事情聴取無しで銀行口座を凍結されたことです。岩本氏自身が私に対しての虐待も、嘘をついて子供達を日本へ連れて行ったことも家庭裁判で認めていたのにも関わらず、そこの裁判官は何もしなかったのです。それどころか、家庭を抜け出した者は金銭的なことには無権利なはずなのに、私の口座に残っていたわずかな資金の半分を取ったのです。もう一つは、息子達との面会期間は一年間のうち7日間だけだと言われたことです。私は家庭裁判所が下した決断には納得できず、強要し続ける夫よりも面会権があると述べました。私と結婚する前、岩本氏は、武器密輸の罪で逮捕されていたようですが、それらの犯罪は日本では全く通じませんでした。子供達が日本の環境や学校にすでに馴染んでいるため面会期間を延ばすのには不十分でした。

子供達と一緒に生活することについては、 DIF(家庭振興協会)の方々が、わたしの代理として治安判事に、以前裁判官が 怠ったこと(息子達をメキシコに来させるように言わなかったことや,息子達が誰と暮らすことを希望しているのかを知るための精神的な検査を行わなかったこと)を強く指摘しました。岩本氏はメキシコの法律に従わず、私と子供達の面会権をも未だに無視しています。

息子達が連れて行かれる前、両親と私は家業の一部を息子達に提供しました。夫に影響されている彼らは、成人した時にこの家業から私を追い出す可能性が十分あります。岩本氏はそれを狙っており、私たち家族の全てを乗っ取ろうとしています。メキシコに残っているわずかな私物や事業の提供を取り消すことは可能でしょうか?・・・

現在、岩本氏は自身がメキシコに残したと言う資金を取り戻そうと苦戦していますが、裁判官が銀行委員会に調べさせた結果、上記した約1億4千万~2億円は夫に盗まれていたことが明らかになりました。これで夫からの虐待を証明し、逮捕令状を出すことはできるでしょうか? 私は、お金のために戦っているのではありません。ただ子供達と一緒にいたい一心で戦っています。夫のような不正な人物が子供達を育てていると思うと本当に心配でなりません。

もう一つ岩本氏の犯罪について明らかにしたいことがあります。それは、彼が行っていた密輸行為が、「OSK」と言う日本のメーカーのメキシコの代理店で実行されていました。彼はメキシコ製と台湾製の商品を箱に積め、日本製の商品の同じ価格で売っていました。このことを日本のOSKに知らせたいのですが、この代理店は私の名義になっているため、未だに事実を伝えておりません。しかし、岩本氏の不正行為の目撃者が数人いるので、私がここに書いていることに何一つ嘘などありません。夫は二つの事業をメキシコで立ち上げましたが、逮捕されることへの恐怖でそれらを直接経営せずに日本から操作しています。

子供達に会えないまま4年が経ちました。このような状況に陥ってしまったことに絶望感と悲しみを感じ、息子達が母親の愛情を知らずに、不正な大人に育ってしまうかもしれないことに、大きな不安を感じています。私はこの子達を連れ戻すために様々な手段について調べては実行しました。お願いです、どうか力を貸して下さい。このような経験をして、私は以前よりも合理的な考えを身につけ、精神的にもっと強くなった気がします。ですから、もしも子供達とまた一緒に暮らせるのであれば、彼らを正しく育て、導く自信があります。残念なことに岩本氏はこの子達をお金のためだけに利用しています。私は、この世にたった5人しかいない実の子供達に愛情を注ぎ、彼らがどのように育って行くのか、色々なことについてどのように考え、感じているのかを知りたいのです。子供達一人一人の大切な時に親として支え、一生、側にいて見守ってあげたいです。

長くなりましたが、最後に、この文章を読んでいただいたことに、深く感謝を申し上げます。息子達の側に居てあげられないことや、彼らが不正な人物と一緒にいることには耐えきれません。とても悲しいです。私の抱えている問題の解決にご協力いただければ幸いです。最後までお付き合いいただき本当にありがとうございます。


UPDATE - 4/2017


子供たちを奪われてから既に11年が経ち、もう、全員が成人になりました。子供たちは、父親が農家で、私が子供たちのためにお金を出さないと吹き込んでいました。実際には、婚姻で共同財産にしたお金をすべて持ち去っただけでなく、子供たちを連れ去ったときから現在まで、私の財産は凍結され、毎月養育費が差し引かれています。さらに、(元夫は)銀行の融資を受けるために私の署名を偽造しました。

その銀行の支店長は、それが理由で解雇されました。そのときの全ての証明書は、家庭裁判所と国家銀行証券委員会に提出してあります。最後に元夫とメキシコで会ったときには、誤魔化しによって、私の父の財産も手に入れようとしていました。そのときに、私はすべてが理解できました。私の両親と私は、子供たちに不動産を贈与しましたが、悲しいことに、それも元夫あるいはその関係者の手に渡ることになるでしょう。元夫は、すべての財産を持ち去り、子供たちの大学の学費を私に請求しただけでなく、全財産を手に入れ、私が一文無しになるまでは、満足することはないでしょう。いつか子供たちには真実を知ってほしいと願っています。最終的には、子供たちには何の責任もありません。そして、子供たちと一緒に過ごせる日がくるという希望を持ち続けていきます。




 

The information on this website concerns a matter of public interest, and is provided for educational and informational purposes only in order to raise public awareness of issues concerning left-behind parents. Unless otherwise indicated, the writers and translators of this website are not lawyers nor professional translators, so be sure to confirm anything important with your own lawyer.




Copyright © 2003-2009                                                                Contact us





 

Please bear with us while we reconstruct CRN Japan.  You may find links that are broken and data that is not in it’s place.  Please understand we are working to fix all issues.  Thank you for your understanding.

   Search CRN Japan